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この国の行く末(総選挙が終って) [日記雑感・その他]

先達て4年ぶりの衆議院議員総選挙が行われ、戦後初めて与野党が逆転し民主党が政権を取った。

「政権交代」「友愛」「change」などを掲げ圧勝した。

しかし民主党政権になって本当にこの国は良くなるのだろうか?

先日まで「官僚たちの夏」というドラマが放映されていた。
戦後敗戦した日本を復興するために、尽力を注いだ官僚たちを描いたドラマだ。
この物語はある実在した人物をもとに作られたドラマだと聞く。
おそらく本当にこれ近い想いや熱意を持った人達が、政官民一体となってこの国を先進国にのし上げたのだろう。

このドラマを見てこれを鵜呑みにするならば、なぜいま「官僚政治」といわれているのかわかるような気がした。
おそらく官僚たちは、自らの権力争いや名声のため、国のことを考えない政治家に嫌気をさし信用できなくなって、自分たちで国を動かそうとしていったのではないだろうか。

そしてそれは間違った方向に進み、自ら腐敗していった。

どの時代もやはり、今みたいな格差や歪みがあったには違いないが、何かが違う。

先進国の仲間入りを果たした昭和40年以降、この国はあきらかに進むべき道を間違え、バブルの始りと共にそれは加速した。
民主党は今までの膿を出すといっているが、その時期はもう遅すぎる。最後のチャンスはバブル崩壊時だったように思う。

メディアはここ最近特に腐敗した官僚の、いや「官僚政治の脱却」が必要とたたいているが、本当に悪いのはそこだろうか?

官僚を使いこなせない政治家が悪い?

私はそうは思わない。なぜならその政治家たちを選んだのは国民なのだから。今にある問題の責任は我々国民にあるであろうと思う。

今回の総選挙はまさしくそうだ。目先の子育て支援だの高速無料化などの言葉に踊らされ、何も考えずに投票した人が多かった結果が民主党政権誕生ではないか?
かといって、ではどこの政党が良いかと言えば無い。今ある政党は全てダメだろう。

今まで何度もこの国に失望させられ、裏切られ続けても間違った選択をし、また我々は間違った選択をしてしまった。

以前ニュースで、ある某知事が言った。「今のままの日本で、10年後のこの国に住んでいたくは無い」と。

私は思う。政・官・民と腐敗したこの国に本当に必要なのは「change」ではなく「reset」ではないかと。

では「reset」とは何だろう?

まずは米国の占領下から抜け出すことではないか。あきらかに今はまだ米国の占領下だ。日本は主権国家ではない。この国の主権は米国にある。
( 主権国家ではないと思う理由を書くと、ブログが炎上してしまうので書きません(笑 )

まずは米国の占領下から抜け出すのが第1歩ではないか。本来なら昭和40年代の先進国の仲間入りをしたとき、それから抜け出さないといけなかった。

第1歩も踏み出せていないのにまだまだ問題は山積みだ。

私は今、この国がますます崩壊へ向かっているような気がしてならない。

今の平和ボケしてしまった我々に「reset」するパワーはあるだろうか?


異論反論あるとは思いますが、これはあくまで私個人の私見です。

長文を読んでいただきありがとうございました。
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